後日記@ドイツ旅2024④inレーゲンスブルク
ドイツ旅2024④は立て続けに投稿です!!ケムニッツで1月29日に本番を終え、翌30日は一日フリーにしていました。絵巳ちゃんと何処かの街でゆっくりと過ごそうと緩く考えていて、30日朝起きてから絵巳ちゃんの提案で行先をニュールンベルクか、レーゲンスブルクへ行こうと決めました。急いでホテルをリサーチするとレーゲンスブルクだと予約できたので、行先決定🚙
レーゲンスブルクへ向かう道中で、サービスエリアの売店で軽食を。そこには、ズラッとワインが普通に置いてある。「ああ・・・ドイツだね~!!」と実感しました。

そして、先を進んでいくと、アウトバーンからNeumarktの文字が。2019年レコーディングで訪れた地、ノイマルクトです。また、この地を訪れている奇跡に胸が熱くなりました。街の中へは行きませんでしたが、車窓から街を眺め、感慨深くなりました。レコーディング前日もプロデューサーエンジニア達とこのアウトバーンを走って会場入りしたあの時を思い出しました。

私はレーゲンスブルクへ以前、行った記憶があり、確か友人と来たことがあったかな?と記憶していました。しかし、街に近づくにつれて、「あれ??違うじゃない!!ここ、もっと知っているよ!!」と叫んでしまいました。なんと、2017年にノイマルクトのレコーディング会場の下見に来て、そのついでにレーゲンスブルクへ立ち寄り一泊し、この地で2019年のレコーディングの決意をした場所だったのです・・・。号泣!!

何故、私はそんな大切なことをレーゲンスブルクの景色を見るまで忘れていたのでしょうか。人目もはばからず、絵巳ちゃんに抱きついて泣いてしまいました。そして、その思い出深い橋の上に立っていたのは、日本時間の私の誕生日になった時間でした。こんな出来事ってあるのでしょうか。

「人生の続きをやっていいんだよ。」と神様に言われているような気がして、涙は止まりませんでした。絵巳ちゃんが、ここへ連れてきてくれたのだと、心から感謝しました。思わずプロデューサーには直ぐに街の写真を送りました。彼と色々と話しながら歩いた街中を散策し、その時のことをにわかに思い出し、絵巳ちゃんへの感謝の気持ちは溢れて溢れてどうしようもなく、何から語ればいいのか何が何だかわからない気持ちでいっぱいになり、レーゲンスブルクの夜は更けていきました。



絵巳ちゃんには翌朝、ニュールンベルク駅まで送ってもらい、ビッグハグをして別れました。彼女はこの日、風邪をひいてしまい、私の世話でも疲労が重なり、ついに帰宅するなりダウンしてしまったという。私は、お蔭で一緒の部屋に泊まったにもかかわらず、ピンピンしてマンハイムへと向かいました。奇跡的に、この旅での初ドイツ鉄道も遅延もなく、無事にマンハイムへ。



こうやって、いろんな人々の温かい愛ある心のお蔭で、私は本当に生きているのだと実感しました。
旅はまだ、続きます!!
後日談:この出来事に私は背中を押されて、日本へ帰国後、プロデューサーとミーティングをしました。レコーディングプロジェクトをゆっくり再開していくことになりました。未来を見れる幸せと有難さです。