後日記@ドイツ旅2024①現地入り

ようやくブログを落ち着いて書ける時間がきました。ブログを覗いでくださっている皆様、ご心配をおかけしました。SNSでは随時、発信していますが、こちらに記しておこうと思います。

体感的には随分と前のこととなっていますが、1月25日~2月5日までドイツへ行っていました。短い期間でしたが、とても充実した時間でした。沢山の再会や新しい出会いある有意義な時間だったことは言うまでもありません。

この旅では本当に語りつくせないことがありすぎて、数回に分けて投稿となります。私の成長旅日記として残しておきたいのです。

1月25日成田からフランクフルトへ✈病後初の長時間フライト。直行便とは言えロシア上空を迂回するため14時間越えはそれなりに覚悟の搭乗でした。予想以上に身体にダメージはあり、足の痙攣と痛みが8時間越えたあたりから始まり、到着すると幾つも痣が出ていました。これも、試さないとわからなかったこと。薬を前日から摂取すべし!ということを学びました。JALのCAさん達は非常に親切で往復路共にケアしてくださいました。感謝❣

2023年夏にドイツへ来年は行きたいと話していたことが、現実になった朝。薬類や衣類の調整幅、体調など旅の準備を未だかつてないほどしました。渡航前日から緊張と興奮で眠れませんでした。
足の痙攣を見ていてくれたCAさん達が、着陸前に演奏の成功と、いい旅になりますようにとプレゼントしてくださいました。いい旅になりましたよ!

フランクフルトのタクシーのお兄さんも親切!ホテル到着後、食料調達に駅へ向かおうとしたら、フランクフルト中央駅の治安の悪さにはビックリでした。あまりの治安の悪さに少しでも旅行者だとわからないほうがいいと思い、マスクを外し、ダウンの帽子を被って、そそくさと歩きました。移民受け入れによって、いろんな人が入ってきてしまった結果なのかな?という印象。

翌朝、ホテルに会いに来てくれたフランクフルト在住のYちゃんが私の荷物を全て持って、長距離バス乗り場まで付き合ってくれました。束の間の再会にも関わらず、私を気遣ってくれる優しい気持ちに胸が熱くなりました。ドイツ鉄道(DB)のストライキによって、友人達が事前に教えてくれたFlixbusに乗って6時間半かけてケムニッツへ。バスに乗車しても、ドイツならでは座席列番号が無いという珍事が起き「ああ、この適当な感じ。。。ドイツよね。笑」と。車中では皆でドイツ鉄道への苦情議論から始まり、隣のおじさんとワイマールまで旅話で盛り上がりました。勿論、途中サービスエリア休憩なんて無し、バスの狭いトイレを使うしかない。これがまた・・・汚い。笑。でも、使うしかない。除菌をしてお尻を便座につけないで、揺れるバスで必死に足を踏ん張りながらミッションクリア。2回目は手慣れたものでした。1年前でも、これはできなかったであろう・・・と思った。足の筋肉も耐えられなかったし、今よりも菌には怯えていたから。今だからできたのだ。旅というのは大変なものだ。そうそう、知っている。想像はついていたから、実践しているだけだ。

バス移動は座りっぱなしだから、足が心配でしたが少しの痛みですみ、オジサン達とも仲良くなれてよかったです!なかなかの密接空間で、数名しかマスクもしていない中、汚いトイレも使い、元気に過ごせた自分がすごい!!皆様のお蔭です。。。

ザクセン州ケムニッツに到着するとすっかり夜になっていた。今回お世話になる絵巳ちゃんこと、旧友ピアニスト鈴木絵巳ちゃんが赤い車で颯爽と現れた。「ああ、着いたよ!!」彼女の仕事終わりの疲れた顔を見て、安堵もありながら、向かい入れれてくれる準備を奮闘させていることが伝わってきた。

移動疲れはあったけれど、2日間ピアノを弾いていない手が怖いので、そのまま練習へ。2019年のレコーディング以来、久しぶりにドイツで音を鳴らした。その瞬間「ああ、これだよね・・・♡」と何もしなくても音が響く耳心地の良さを感じた。耳が喜んだ瞬間だった。私のドイツでの音楽旅行再開再会がここから始まった。

本番と同じメーカー2台のBlüthnerブリュートナーで最初の音出しができました。幸せです。

貧血と空腹でエミちゃんとの再会を喜ぶ中、各自の練習後、腹ペコな二人はすごい勢いでサラダとパスタを食べた。食事も二人の写真すらない。ドイツの一人前食事量に私は完全完敗。エミちゃんは完食!彼女はビールで私はノンアルで乾杯🥂

②へつづく。。。

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