後日記@ドイツ旅2024③本番inケムニッツ

なかなか進まないドイツの後日記。新しい出来事も増えつつ、時間が経過するばかり。さて、続きを。

ザクセン州ケムニッツKraftwerkでの本番はこの旅のメインイベント!記さないわけにはいきません。

Klavierkonzert Chika Inaoka “Es ist spielzeit” Kammermusik im Kraftwerk(稲岡千架ピアノコンサート「遊び・演奏の時間」/クラフトヴェルクでの室内楽)と称された演奏会は、ソロを2曲、モーツァルトのピアノソナタKV570とバルトークのピアノソナタを。そして、このコンサートを企画してくれた鈴木絵巳さんと、連弾でリゲティの連弾のための5つの作品と、シューベルトのファンタジーを。

こじんまりとしたBlütnerブリュートナーのピアノは響きの豊かな会場に合っており、日本の会場での響きではないドイツの会場ならではの残響でした。楽器が素直に響く音を味わいながら、アコースティックを楽しみながらの音楽創りはとても楽しかったです。

ソロ曲のリハーサル風景。響きの確認中です。
満席のお客様。素敵な司会者の挨拶のあとに、アンコールのMonteverdi=A.Igarashi /Si dolce e’l tormentoを演奏しました。素敵な時間でした。
こちらもアンコールのショット

お客様もスタッフの皆様も、とても親切で温かい方たちでした。絵巳ちゃんのファンの方々も多く、私にとってはとても心強いものでした。弾き手は、その会場で、楽器と仲良くなって、そして、聴衆の皆さんと一緒に創っていくものだと感じました。お客様から終演後には質問など話しかけてくださり、CDアルバムも購入してくださり、漢字でサインをと若い男性から言われた時には嬉しかったです。若者も聴いてくれることが嬉しい!日本で知り合い現在チェコ在住のO氏もいらしてくださり、それは嬉しい再会でした。また、音楽の下、再会できるというのはとても幸せなことです。沢山の人と話していると、『会場を閉める時間だから急いで荷物を持って!!』と。なんと、絵巳ちゃんと二人での会場でゆっくりツーショットを撮る時間も全くなく、猛ダッシュ!はい、打ち上げの中華屋さんへ!!

本番後のツーショット。唯一、この写真だけ!!涙。しかも、ぼやけている。笑。私はリンゴジュースで、絵巳ちゃんはビールで乾杯🍻

そうです。私達、ツーショット写真、これがまともにある唯一。なんてこったい。幸せな笑顔であるのは言うまでもありません。打ち上げには譜めくりのMireiちゃんや、O氏や、お世話になった方々、絵巳ちゃんの友人方々、偶然の驚きの出会いなどもあり、楽しい夜を過ごしました

このような素敵な日を創ってくれた絵巳ちゃん、Kraftwerk主催・スタッフの皆様、新しい出会いの数々、聴衆の皆様、心から感謝申し上げます。

『生きているといいことがある!』そんな幸せで溢れた、久しぶりのドイツでの演奏会でした。

ドイツ旅はまだ、続く。。。笑

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