御礼@ベートーヴェン ピアノソナタ全曲演奏会|32人のピアニスト

2026年2月3日、4日『32人のピアニストによるベートーヴェン ピアノソナタ全曲演奏会 』in 東京文化会館小ホールへお越しくださいまして、ありがとうございました。

©中村義政

私の出演は2月4日ピアノソナタ第23番「熱情」ヘ短調Op.57。沢山のブラボーと拍手、演奏後に多くの方々からお声がけいただき、日本の方だけなく香港、カナダの方にも話しかけていただき、ありがとうございました。香港やカナダでも演奏できる日が来るといいなとお話しながら思いました。お客様の反応を拝見しながら、ベートーヴェン「熱情ソナタ」作品の何かが伝わったのかなと思いました。ベートーヴェンの作品そのものの持つ力が凄まじいことを舞台で演奏しながら痛感しました。

©中村義政

丁度、一年前のドイツ滞在中にこの企画のお話があり、その期間に恩師ルドルフ・マイスター先生の「熱情」を含むベートーヴェンのピアノソナタのリサイタルを聴き、帰国する時に出演を決めました。私の恩師方々や友人ピアニストがレパートリーに持つ作品で、私が弾くにはどうかな?と40代前半には思っていました。しかし、病床の中で「いつか本番で弾いてみたいな」と、かなり無謀な希望だと思いつつ、楽譜を開いて想いを馳せていました。

本当に人生はわからないもの。今だからこそ、この作品と精神的に向き合えたのかなと思います。

©中村義政

初日から友人ピアニストも出演しており、皆の演奏は聴けなかったのは残念だけれども、後期の作品は客席で聴けました。ハンマークラヴィアを読み込んでいくのは時間もかかりそうだ。ベートーヴェンのピアノソナタを全曲みていく意義を改めて感じました。ベートーヴェンの作品を知っていくことの意義を感じたという方が正しい。40代ラストでやっとここ。先は長い…ピアノ曲は世の中に多すぎる。

初日に第12番を演奏した友人ピアニストの韓吏花ちゃんと♡彼女ともシューベルトの幻想曲を演奏したことがあります。また一緒に演奏したいね!二人で足長効果!
私が出演した部でカーテンコール|左よりNo.27佐山直子、No.26萩野由里可、No.25中山ナミ子、No.24榊原響子、No.23稲岡 ※敬称略 ©中村義政

1月31日に演奏したシューベルトの幻想曲もヘ短調。ベートーヴェンの熱情もヘ短調。両作品共に作品の内容の充実は語るまでもない。そんな作品に触れた時間はとても有意義だった。両作品共に、これから私のレパートリーにして温めていきたいと思う。

企画をなさっているピアニストの田中あかね様、主催の一般社団法人オフィスアドルフ、関係者スタッフ皆様、カメラマンの中村義政様、調律師さん、スタインウエイ、32人のピアニスト皆様、親愛なるベートーヴェンさん、ありがとうございました。

追記:改修前の東京文化会館で演奏するのはこれが最後。やはり東京文化は私の好きな会場。

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