御礼@第27回クライネシューベルティアーデ
2026年1月31日 第27回クライネシューベルティアーデへお越しくださいまして、ありがとうございました。とても和やかな雰囲気で、温かいお客様方々でした!
主催者であり、ソロ主演であり、この会をずっと27回まで重ねてこられた赤星毬さんの「想い」に溢れる会でした。


赤星さんが長く温めてきたシューベルトの最後の❝ピアノソナタ第21番 変ロ長調 D960❞で始まり、私も客席で聴かせていただきました。彼女の歩みを感じる演奏で、今回の後半プログラムの連弾二曲にも通ずることも感じながら拝聴。
後半は赤星さんのリクエストもあり、稲岡の「短いソロ曲を」とのことで、悩みに悩んで・・・私のソロは無しも考えたのですが、彼女の想いも感じ ❝クルターグ/「遊び」よりシューベルトへのオマージュ❞ を解説をしてから演奏しました。楽しんでくださったお客様もいらっしゃったようで、よかったです。
後半2曲目からはいよいよ共演です。一台の楽器を共有して一緒に演奏することはピアノならではのアンサンブルの醍醐味かと思います。赤星さんへレッスンをしながらリハーサルをするという「4手連弾」の時間をこの半年ほど彼女と積み重ねてきました。❝フーガ ホ短調 D952❞ はあまり演奏される機会はありませんが、シューベルトがどのような音楽に触れ、どのような環境に身を置いていたのかということに思いを馳せ、彼の音楽を熟考することができました。
最後にメインの ❝幻想曲 ヘ短調 D940❞ 彼女が2021年1月31日の共演依頼をくださった作品です。私の闘病でキャンセルになり、その後、投薬期間と一昨年から渡独が2年連続とタイミングが合わず、ようやく5年越しで叶うこととなりました。私はこの作品を今までに4人のピアニストと共演したことがありましたが、それぞれに違い、また毎回新しい発見があります。素晴らしい作品は永遠に新たな面が見えてくるのかもしれません。私が4手連弾作品の中でずっと演奏していきたいと思っている作品です。
赤星さんにレッスンをしている立場ではありますが、人生の先輩としてとても学ぶことがあります。ずっとやり続けていくことの大変さと熱意は、ただただ敬服。そして、彼女の想いに心から感謝しています。自分の40代ラストの誕生日に素敵な音楽のギフトをいただきました。
音楽をしていてよかったなと思ったひと時でした。
稲岡のCDをご購入くださったお客様方々、嬉しいご感想もありがとうございました。まもなくリリースとなるシューマンの新譜アルバムも是非、お手にとってみてください♪

B-techの調律師佐々木さん、ベーゼンドルファー、アコスタディオ、スタッフ皆様、共演の毬様、親愛なるシューベルトさん、ありがとうございました。また来年の1月31日第28回クライネシューベルティアーデ by 赤星毬を是非、お楽しみに♪次回は何かな??
