御礼@AACトリオコンサート
AACトリオコンサートinプラッツ習志野ホールにご来場くださいまして、ありがとうございました。コロナや私の闘病により2回の延期を経て、今回の開催が叶ったことに、お待ちいただいていた聴衆の皆様、関係者の皆様には心より感謝申し上げます。
また、多くの方々から演奏会に向けての御声援をいただき、本当にありがとうございました。
皆様から多くのメッセージをいただき、また気持ちが溢れてしまって、ブログには書ききれない思いです。
お蔭様で無事に、聴衆の皆様がいらっしゃる場での演奏会に復帰することができました!!祝!!
1月の無観客動画撮影でソロでの復帰の時は、ただ弾くための気力だけで、弾ききったと思います。立っていても、何かに掴まるような状態でした。
その後、コロナの影響で公演延期の連絡が続き、なかなか復帰コンサートのチャンスが訪れないでいました。そして、ようやく、その時が来たのが、このAACトリオでした。
ヴァイオリニストの田村安紗美さんは、高校生の時に初めて、アンサンブルの喜びを教えてくれた友。そして、長く長く一緒に演奏をしてきて、絶大な信頼があり、私の人生の全てを知っていると言っても過言ではない家族のような親友です。
チェリストの五十嵐あさかさんは、友人の結婚式で演奏している私を見て、急接近して、アッという間に本番の依頼を持ってきて、「一緒に弾こうよ!」って笑顔で誘ってくれた仲間です。思うことをビシバシ愛を持って言ってくれる、泣き虫な心友です。
演奏家としてブレない安紗美ちゃんと、アレンジャーセンスの塊のあさかちゃん、私への愛120%の二人がガッツリと支えてくれた本番でした。二人に甘えすぎず、甘えさせてくれて、私の不安や緊張も、彼女達がシェアしてくれるように、私の気持ちを支えてくれました。そして、何もなかったかのように、普通でいてくれました。ただ、音楽に向かえるように。
だから、三人の室内楽で、復帰できたことを心から誇りに思っています。
聴衆の皆さんは、実に様々なことを感じていらっしゃるのだと、演奏をしながら、とても感じました。
それは、私自身が、しばらくの間、生の人の息使いに飢えていたからなのか。それとも、聴衆の皆様も音楽などで感情を動かすことに飢えていたのか。皆の相乗効果があってなのか、聴衆の皆様のエネルギーを感じる場でした。
演奏家は音楽をすることに懸命ですが、聴衆の皆様、その会場、楽器、スタッフの皆様と創っていくものだと強く思いました。
「音楽をする」というのは、とてもエネルギーが必要なことだと、改めて思いました。ようやく、それに伴う体力もついてきたので、また先へ先へと足を進めて行こうと思います。
また、皆様との再会を楽しみに、頑張っていきます!
積極的に活動していきたいので、よろしくお願いします。
そして、今日から維持療法4クール目の薬服用期間に突入です。こちらも引き続き、頑張っていきます!
主催の習志野大久保未来プロジェクト株式会社様、企画制作のすずき企画社様、皆々様、ありがとうございました。
先ずは、御礼とご報告まで。
2021.10.25. 稲岡千架