良報と今後について/Dear everyone

皆様、大変、長らくお待たせ致しました。無事に12月2日に本退院し、本日12月14日の診察で検査の結果、お蔭様で「寛解」という運びとなりました!

寛解導入治療が4月20日から始まり、地固めを3コース行い、入院当初は夏の終わりには退院しているつもりでした。結局、寛解まで約8カ月ほどかかってしまい、師走になってしまいました。ご心配をおかけし、ご迷惑をおかけした皆々様にはお詫びを申し上げます。

また、長期に渡って今日まで、多くの皆様から励ましの声、信じていてくれる声、沢山の贈り物、愛と労いを頂戴し、その度に有難さと感動と勇気とパワーをもらいました。ただただ、感謝しかありません。お一人お一人に御礼をお伝えしたいのですが、先ずは、この場をお借りして、御礼を伝えさせてください。

何度も予想しないことが起き、自分は一体どうなってしまうのだろうかと、「生と死」が頭を過る場面が何度もありました。しかし、主治医の先生のあきらめない信念、研修医の先生方の寄り添った日々の声がけ、リハビリの先生方はピアノを弾ける身体作りのサポート、看護師さんや補助さん達の日々の優しい思いやりは、コロナで家族に会えない私をしっかりと支えてくださいました。コロナにより仕事の負担が増え、また気を付けることが増え、医療従事者の皆様の大変さを身を持って感じました。心から敬意と感謝の気持ちでいっぱいです。

皆様のお蔭で、入院中も音楽と共に生きる時間を過ごせました。楽器と離れて、改めて気付かされたことも沢山あります。年内はゆっくりと体力の回復に努めていく所存です。2月から2年間に渡る維持療法が開始されます。私の病気に効能があるとされている薬を2週間摂取し、2カ月半の休憩。3カ月で1クールを8クール行います。様子を見ながら、活動は春を目途に少しずつ再開していけたらと、思っています。主治医と相談しながら、しっかりと温めていきたい所存です。皆様にご案内ができる日を楽しみに、私自身、病気と日々共存しながら、引き続き頑張っていきたいと思っています。

どんなに苦しくても、最後には、「ここで死んでたまるか!」と踏ん張れたのは、皆さんのお蔭です。本当にありがとうございました。まだまだ、これからも回復途中ではありますが、よろしくお願いします。

心から感謝の気持ちと愛をこめて。

2020.12.14.  稲岡千架

Dear everyone,

There is good news. I am pleased to announce that I have completed my treatment after being 8 months in the hospital. My doctor finally told me the disease goes into remission on December 14th, and I already left the hospital last week. Although I will still have a maintenance treatment on an outpatient basis for 2 years from next February, I am already preparing to return to work in my daily life.

I look forward to seeing you all again soon. Thank you all for your kindness.

Best regards,

2020.12.14. Chika Inaoka

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